Firefoxの設定がリセットされてしまう場合はprefs.jsに悪さをしている人がいるのかも

Win7の64bit版に移行したらFirefoxの設定がリセットされてしまう現象が発生した。
検索してみても同様の環境で同じ現象が発生しているという報告は一つ。解決策は見つからなかったのでXPモードを導入して凌いでいた。


ある日、なんとなくProfileフォルダを覗いてみると、"Invalidprefs.js"という見慣れないファイルがあった。
どうもprefs.jsファイルが壊れていると生成されるダンプファイルのようで、prefs.jsファイルに不具合があった場合に、設定をリセットする前にprefs.jsの内容に加えて拡張機能の設定などを吐き出すようだ。
なるほど、それで設定がリセットされていたのか。
でもなんでprefs.jsが壊れたのか。


"Invalidprefs.js"はテキストファイルなので中を見てみたところ、設定値の日本語が文字化けしている。文字コードを変更しても正常に表示できない。
そして追加した覚えのないディスクキャッシュのパスを設定するキーが追加されていた。
そういえばマザーボードに付属していたRAMDiskソフトの設定でFirefoxのキャッシュをRAMDiskに置く設定をonにしていた。こいつ、マシンの起動時に毎回prefs.jsをチェックして設定を追加しているらしい。その際にマルチバイト文字を考慮せずに保存してしまうために日本語の設定値が文字化けしてしまい、prefs.jsが壊されてしまうのだ。

設定をoffにしたら治ったよ。XPモードでの運用時期を含めると解決までに1ヶ月もかかってしまった。でも解決してよかった。
(XPモードって初回の起動に時間が掛かるので、結構ストレスになってたのね。)


因みにRAMDiskソフトはASRockのXFastRAMだよ。